2013-01-01から1年間の記事一覧

「歴史認識 消せぬ火種」 の記事を読んで

最近問題になっている、首相の河野談話に対する批判と、橋本市長の従軍慰安婦に対する発言についてのある新聞の記事を読んでの感想です。 新聞の見出しには、 ・維新首脳の「体質」露呈 ・外交問題発展の可能性 ・橋本代表の発言と問題点 など。 主な人物の…

「社会の真実の見つけかた」 を読んで

社会の真実の見つけかた (岩波ジュニア新書)堤未果岩波書店発売日:2011-02-19ブクログでレビューを見る» 本当は堤さんの別の本を読みたかったのだが、借りられていてこの本になった。ジュニア棚にあって、まず私が読むには丁度良いと思ったが。。。 自由と…

「一戔五厘の旗」 を読んで

一戔五厘の旗花森安治暮しの手帖社発売日:1971-01ブクログでレビューを見る» 良いものは良い。悪いものは悪い。その時に良いと思っていても、50年後に振り返ると、それになんの意味もなかったことがたくさんあります。我々はいまを生きているから、今良けれ…

「アーロン収容所」  を読んで

アーロン収容所 (中公文庫)会田雄次中央公論社発売日:1973-11-10ブクログでレビューを見る» 会田雄次氏は、復員後、神戸大学の助教授となり、日本文化や西洋文化、歴史や人文学に関わる本をたくさん出版しておられます。出兵される前からこういった分野の勉…

「誰が中流を殺すのか」  を読んで

誰が中流を殺すのか アメリカが第三世界に堕ちる日アリアナ・ハフィントン阪急コミュニケーションズ発売日:2011-10-21ブクログでレビューを見る»アメリカの中流階級が殺され、アメリカが第三国に墜ちる日がくる。 情報、交通のインフラの遅れ、教育の衰退、…

「ダメ情報の見分けかた」 を読んで

ダメ情報の見分けかた―メディアと幸福につきあうために (生活人新書 334)荻上チキ日本放送出版協会発売日:2010-12-08ブクログでレビューを見る» チキさん リテラシー論は、市民が罪のない被害者とすることが多い。歴史はひも解けば市民こそが関わっていた。…

「文化人とは何か?」 を読んで

文化人とは何か?東京書籍発売日:2010-08-28ブクログでレビューを見る»テレビや雑誌などの媒体に比べて情報のスピードは比べものになりませんが、本はバイアスが少ない情報源だと思っています。確かな知識を持った熱心な人の考えが、責任ある意見がこめられ…

「あきらめないでお母ちゃん」 を読んで

あきらめないでお母ちゃん―吉岡たすくのショート・ショート講演吉岡たすく佼成出版社発売日:2000-09ブクログでレビューを見る»吉岡たすく先生の本を読みました。大阪の小学校の先生で、教育研究者です。ご本人は、教育評論家と言われることを嫌っていたよう…

「いじめの直し方」 を読んで

いじめの直し方内藤朝雄朝日新聞出版発売日:2010-03-19ブクログでレビューを見る» 自分たちだけの世界で閉じられた空間ではいじめは起こりやすいという。いじめを直すには環境を変えなければならないという。私もそう思います。 大人は人との距離の置き方を…

「選挙のパラドクス」 を読んで

選挙のパラドクス―なぜあの人が選ばれるのか?ウィリアム・パウンドストーン青土社発売日:2008-06-25ブクログでレビューを見る» 日本は民主主義の国なので、公平な選挙で選ばれた国民の代表が、政治を司ってきていると思っていました。実際に、一人一票を投…

「スイス探訪」 を読んで

スイス探訪―したたかなスイス人のしなやかな生き方国松孝次角川書店発売日:2003-04ブクログでレビューを見る»「黒いスイス」の著者である福原氏は、グローバル化の流れに乗ることは、必然で正しい、という前提でした。過去の人権侵害、難民受け入れ拒否、相…

「戦争責任者の問題」 を読んで

戦争責任者の問題伊丹万作発売日:2012-10-04ブクログでレビューを見る»騙されたといえば、一切の責任から解放されるものではない。 騙されたといえば、無条件に正義派になれるわけではない。 「不明を謝す」という言葉は、知能の不足を罪と認めること。これ…

「黒いスイス」 を読んで

黒いスイス (新潮新書)福原直樹新潮社発売日:2004-03ブクログでレビューを見る» スイスにも一度も行ったことがありませんが、私はスイスという国が知りたい。日本の国防の考え方を整理する上でスイスがヒントなるかもしれないからです。検索で見つけたのは…

「財政改革の衝撃 −待つも地獄、進むも地獄の日本経済−」 を読んで

財政改革の衝撃 ―待つも地獄、進むも地獄の日本経済水谷研治東洋経済新報社発売日:2011-02-14ブクログでレビューを見る» 新政権になり、増税の話題があがっているので、この本を読めたことはちょうどいいタイミングだったと思う。 各政党の消費税増税に関す…

SORAC5の今年の目標

新年明けましておめでとうございます。 昨年は多くの方々よりご指導頂きました。少しずつですが柔軟な考え方ができるようになってきたと思っております。今年は、より多くの情報を取得し、正しい情報を選択できる判断力を養い、散漫な意見を統一していきたい…