「社会の真実の見つけかた」 を読んで


本当は堤さんの別の本を読みたかったのだが、借りられていてこの本になった。ジュニア棚にあって、まず私が読むには丁度良いと思ったが。。。


自由と民主主義が、アメリカには無い、ということが本書でわかる。攻撃させ、悪を作り、愛国心を植え付け、兵士を量産する。経済徴兵制で人生を奪われた若者たち。派兵先での戦闘死者数より自殺者の方が多い帰還兵たち。ジャンクフードばかり食べさせられ、治療費を払えない子供たち。市場主義が介入した教育現場でバサバサ切られていく先生たち。


私たちはネットのある時代に生まれた。アラブの春も、尖閣衝突事件も、米軍ヘリの虐殺も、中国の弾圧も、アメリカが戦争を始める常套手段も、インターネットがあったから伝えられた。そして多くの歴史の真実も。


有意義に利用して真実を知ろうとすることが必要。背反として監視される危険性も十分にあることを認識すること。虚偽や不正確な情報が混じる可能性も十分あるが、感情や立場に惑わされず、他と比較しながら自分で判断すること。


選挙の大切さを知り、自分が投票した各政党、各候補者が、選挙当選後の活動と、実績を確認すること。与党野党の全体を見ながら、政策や法案の理念が企業、マスコミ、他国の利権に飲み込まれていないかを確認すること。


マスコミは、記事や報道によって、過渡的に中立の立場を崩して、政府と企業と結託した報道をしていないか。誰かが得する仕掛けになっていないか、確認すること。


政府は、テロをあおっていないか。マイノリティを弾圧していないか。そういった国の政府に、日本政府がバレないように加担していないか、確認すること。


真実を伝えようとしている者はだれか。私はいつも目標ばかり立てて、計画倒れなので実行していく。