半年ぶりの淡路島タイムトライアル

半年ぶりの淡一(淡路島1周)に挑戦しました。目標は5時間半。


明石港では、フェリー時間まで15分ほどあったので、乗り場前の定食屋に入る。カウンターに収まりきらないブリ大根やらレバー煮やら一品がテーブル並べられている。聞くまでもなく、魚はまさに今朝そこの海で捕れたもんじゃろう。


前半追い風に乗った分去年より確実に速いと思っていた。半年のブランクはこの追い風で稼げると思った。あとは帰りの西海岸の風向き次第。甘い甘いあまーい。鳴門海峡側に出ても風は変わらず北風ピープー。


さらにその前の福良の山岳ポイントで既にスタミナ切れ。「この峠、こんなにつづら折り重なってったっけ?」これは半年のブランクによるもんか。34歳おっさんに磨きがかかったものか。ああ、どちらにせよ、この北風に打ち勝つモチベーションもとうになくなっている。「はい休憩休憩」。慶野松原あたりのコンビニでむしゃむしゃ食って走り始める。今年は走る時には便利なコンビニには頼らないというサブ目標というかこだわりを持って走ろうと思っていたが、もうどうでもようござんす。ただひたすらに向かい風にペダルを回しても、速度計は13km/h。平坦でっせ。「ちんたらしてると日も暮れちまうわー」というのは、若かりし頃、そう、私が速く車を走らせることに情熱を傾けていた頃、夜半まで車修理を手伝ってくれていた職場の大先輩によく言われていた言葉です。ラチェットがうまく隙間に入らんにぃ。手はかじかむでよ〜。「ばかかおめーわよー、日が暮れちまうわー」



で、このあとほんまに暮れちまう。野島断層記念館あたりの海岸で。まさか日没までには帰れると思っていたのにこんなことになるとは。原因はなんだ。老化による衰えか。冬季運動不足による衰えか。モチベーションの低下か。


坂道と向かい風に立ち向かうことへの喜びを感じることができるのか今年は!こうご期待!5時間半?いやいや7時間半かかりました。


大先輩であるリレー選手の朝原さん(しょこしょこしょーこーではない)によると、体を使うことの面白さを自分で感じることが大切。年々老いていく己を知ること。こんなに走れない、と決めつけちゃうことも大切。と言われています。体幹を鍛える重要性。自転車で言うと今回の走って感じたことと合わせて考えると、、、ペダルを効率よく回す為には、腰から下は回転の為に全筋力を使わなければいけない。ということは全体重を支点となる股関節に預けなければならない。左右効率よく回すためには体幹が重要か?ますますタマ裏圧迫されるな〜


50歳からヒルクライムに目覚めたという高千穂さん。ヒルクライムを自分なりに楽しんでおられます。挑戦すべきは自分のタイムだ。そうそう。勝ちにいくのは昔の自分やね。