米動かず 見えぬ新秩序 を読んで

ええ加減に自分の理解できてない事を知ったかぶって書くのは控えようと思ったんですが、どうも晩飯を食べながら目に入った記事が気になったので、そのことについてまとめてみようと思います。


オバマ大統領の演説風景の写真。米動かず見えぬ新秩序と題する記事です。文頭に「中東に歴史の風が吹いている」とあります。何だかいい時代に生まれ変わっていく瞬間のような感じがしました。本当に歴史の風ならに立ち会ってみたい。


発したのは英首相。英国からの独立50年。湾岸戦争終結20年、のクェートで演説した。植民地支配していた宗主国の首相が演説!?英は相当いい政治をしていたんだろうか。ただその言葉にメージャー元首相はむなしさを感じたかもしれない、らしい。(余談です。私が戦争といものを初めて意識したのは中学2年の夏休みにずっとTVで流れていた湾岸戦争だった。本当にやるんだって知った。そしてこんな平和な時代に戦争するなんてどんな悪い国だと思ってアメリカを応援した)


中東の多くの国は指導者が独裁政権を取るとそれを欧米が支援した。当地の民主化よりも安定した油の供給、石油権益を優先した。少数の人間の利益の為に多数の人間から巻き上げる。パチンコの拡大版か?逆だったらまだマシか?功利主義


まぁそれはおいておいて。米が動かない。親米ならどんな政権でも支えるというお得意のダブルスタンダードオバマ外交にはないらしい。本当にそうなのか?動けないのか?動くと損するから動かないのか?


イランとイスラエルの緊張が高まれば安全保障が揺らいでくる。今まで抑圧されてきた人々が自ら民主化するのは容易ではないらしい。(独裁統治から民主化って一体どんなんだろうか?)今こそ、自由と民主主義を打ち立てることこそが正義だと思うのですが、そこは無視していいとこなんや。都合が良い気がしますね。結局いつもの、金金金か。


中国は虎視眈々と影響力の拡大を狙う、中東は盟主なき世界の縮図である、と記事は締めくくられています。


サンデルさん、これからのアメリカの正義をオバマさんに話しておいてください。