なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか を読んで

今日は春の陽気だったので、フラっと明石の本屋へ。


そしてこの本を見つけた。何を隠そう私はパチンコにはまっていた。地元の友人に両手で数えられない借金をしてでもスロットした。給料を湯水のように使う私に注意してくれた母親に対して「俺の金やんけ!」と子供の様にほざいたこともある。愛知に住んでいた時は最悪だった。目の前が、マ!マ!マルハン!(訂正:マルマン)あれから5年。勝てないからやめた。結婚してから3年で5回くらいしか行ってない(行っとるやん!)。


この本を買った動機は、我らが正義のお巡りさんがパチンコ屋とつながっているのは本当かということと、私がつぎ込んだ給料がテポドンになっているのは本当か、ということを知りたかったからです。しかし問題は北朝鮮でもお巡りさんでもなかった。この本を読めば、日本人であることがどうしようもなく嫌になってきます。


筆者は自称フリーライターの方です。韓国がすっぱりパチンコを全廃できた背景をいち早くレポートして日本に伝えた方です。韓国より深刻で悲惨な事件が多発している日本で、何故パチンコ屋が平然と営業できているのかを説きます。


答えは日本が金まみれだから。金金金。終わり。これしか言いようがない。筆者も今の日本は金に心を奪われていると言っています。


パチンコのいいところが残っていて、本当に遊戯として遊べる代物なら、もちろん残していいと私は思いますが、筆者が言うように、これだけ大金を巻き上げることができる代物はどう見ても賭博だろうと思います。日本では賭博は禁止されているし、換金できない法律?があるのに、換金できてしまう。不思議なもんだ。店で出玉をプラスチック板に変えて、それを換金小屋に持っていたらおばちゃんが金に換えてくれます。当たり前やったけど、不思議なシステムやわー。もっと不思議なんは、そういうシステムで日本中の賭博が成立しているところやわー。(追記:それに比べてたら相撲のイカサマなんてかわいいもんかもしれませんね。あぁやっぱりやってたんやねというファンの失望と、金を巻き上げてファンを殺すかもしれん行為ですもん。)


政治家に命を懸けて政治しろい!って言いたいところやけど、なーんにも命懸けて生きてない自分がわめいたところで良くもならんし悪くもならんしなーんも変わらん。じゃあお前はやれるんか?でけん。で終わりです。情けない。